【トランペット】楽器の練習ができるおすすめの場所!

コラム
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「楽器の練習をしたいけど、自宅では練習できないな…」

「毎日個人練習できたらいいけどスタジオ代が大変…」

「部活動がお休みで、部室で練習できない…」

トランペットの練習をしていて、このような悩みをお持ちではないでしょうか。

自宅の押入れやお布団の中で楽器の練習をして、家族からうるさいと言われてしまった経験がある方は、きっと私だけではないはず…。音量を気にしないでのびのびと練習ができるとしたら、とても理想的ですよね!

だけど、そんな場所ってどこにあるんだろう?と探していませんか。

今回は、楽器の練習ができるおすすめの場所について紹介します!

練習の目的を明確にする

練習したい気持ちはあるのに、練習できる場所がない状況って、やるせない気持ちになりますよね。

もし、充実した練習室ではなくて、希望していなかった環境で練習をしないといけなくなった場合は、ある意味チャンスです。制限がある状況だからこそ、練習の「目的」を明確にして効率を上げましょう!

①体力を維持・向上させるための練習(体力、スタミナ)
②技術を磨くための練習(音色、音質、音域、音量、タイム、スピード、運指)
③音楽の表現力を磨くための練習(楽曲の展開、旋律によって役割の違い、音楽理論)

この中から1つのトピックを選んで、徹底的に突き詰める時間にすると良いですね!

具体的には、体力を向上するためにひたすら呼吸についてやってみる、技術を磨きバジングやタンギングを安定させる、譜読みで自分のパートを暗譜する、イメージトレーニングする…。

このポイント3つは、楽器を使った場合でも、楽器を持たない場合でも、やり方次第でどちらでもできる練習方法を探すことができます。

是非、練習メニューを組む際に、習得テーマの題材にしてみてくださいね!

練習できる場所を大まかに分けると3つある

屋外
屋内
自宅

楽器の練習ができる場所は大まかに、「屋外」「屋内」「自宅」と3つに分けることができます。

予算金額・広さ・響き方・設備など、様々な違いがあります。

外での練習が好きな方もいれば、スピーカーがある環境が好みの方、他にも練習用ミュートで充分という方もいます。

人によって好みが異なるので、ご自分の好みの練習環境が見つかると良いですね!

 

ここから下の方では、練習場所によっての特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。

【1.トランペット練習場所 屋外編】

  • 河川敷
  • 公園

 

メリット

基本的に無料で練習できる。

周囲の人に見られる緊張感がある。

穴場が見つかると、本当に最高。

 

デメリット

季節や天候に左右される。

バスや電車では移動が難しい場合もある。

虫が出ることもある。

譜面台が風で飛ぶ。

砂風に注意。

自治体や近隣から苦情があった場合は別の場所へ。

 

筆者コメント

屋外での練習は、なんといってもとても開放的な環境が魅力的ですね!

そして料金がかからないので、節約したい学生の方にとっては、屋外で練習できるような場所が近所にあるととてもありがたいです。

ですが、公共の場なので周囲への配慮が必要です。人によっては騒音と受け取られることもあります。お仕事の都合で日中に就寝されている方や、楽器の基礎練習の音は雑音だと感じる方もいます。

常に配慮の心を忘れないようにしましょう。

【2.トランペット練習場所 屋内編】

  • 音楽スタジオ
  • ホール併設の練習室
  • 公民館(※自治体によっては楽器練習不可)
  • 公共施設の音楽室・視聴覚室・会議室
  • カラオケボックス(※店舗や時間帯によって異なる)
  • レンタルスペース(※場所によるので要確認)

 

メリット

設備が充実している。

空調が効いている。

部屋の音響が整っている。

音楽スタジオには、レコーディングができるお店もある。

場所によって鏡があって、フォームを確認できる。

 

デメリット

時間ごとに料金がかかる。

個人での利用ができない場合があるので、事前確認が必要。

自治体や公共施設によっては、事前予約が1ヶ月前の場合がある。

カラオケ店によっては楽器練習OKな場合とNGの場合があるため、事前確認が必要。

 

筆者コメント

屋内での練習は、本番を想定した練習に取り組みやすいことが魅力です。

利用するには、ほとんどが基本的に事前予約制です(※カラオケ店を除く)。

音楽スタジオホール併設の練習室の場合には、個人練習〜全体練習、どの音楽ジャンルの場合にも適しています。それから、練習に必要な周辺道具や機材を借りられることもあります。譜面台や音響設備などといったものから、グランドピアノまで多様です。どういったものが借りられるのか、それぞれ異なってきますので直接運営へ問い合わせてみてください。

もちろん利用料金はかかりますが、充実した練習をしたい場合には是非利用しましょう。

他の4つは、個人の楽器練習を受け付けていない場合があります。利用規則に従いましょう。

 

【3.トランペット練習場所 自宅編】

  • 音楽可の物件(金管楽器は音楽系の賃貸不動産へ)
  • 防音室(ヤマハのアビテックス、カワイのナサールなど)

 

メリット

自宅で練習できるため、長時間練習できる。

電源やネット環境を使うことができる。

荷物の移動がなくてとても楽。

音楽物件は、良い物件に出会うことができると感激。

防音室は、もう言うことありません。最高です。

 

デメリット

予算がかかる(防音室は数十万円以上)。

音漏れすることもあるので、夜間〜早朝の時間帯や近隣への配慮は必要。

防音室は重量があるため、設置や撤去は業者に依頼することがある。

狭い空間にて大音量で練習する場合、休憩を挟んだ方が好ましい。

自宅サイズの空間なので、たまには自宅以外の広い空間で練習して聴覚をリフレッシュするのも良いかも。

 

筆者コメント

日常的に長時間の練習を行いたい方には、こちらの2つをおすすめします。特に集合住宅や密集した住宅街にお住まいの場合、家族や近隣への配慮として選ばれていますね。

音大受験生・音大生・プロの演奏家はもちろん、長年演奏している音楽愛好家など、資金を投資して自宅で練習できる環境を整えられている方は多いですね。

また、1つの楽器だけでなく、ピアノなど複数の楽器を演奏していたり、自宅に音響設備を整えて練習をより充実させているような人もいます。

自宅で練習用ミュートを使っている方もいるかもしれません。とっても使い勝手が良くて便利ですよね。しかし、高いレベルを貪欲に目指す演奏者は、息や音程の調整のために、日常の練習では楽器のベルに何もつけない状態を好みますね。

自宅で練習できなくても、先ほど紹介した屋外や屋内の場所を活用して練習している方もいます。奏者によって好みがそれぞれ違います。

まとめ

  • 練習ができる場所は大まかに3つ「屋外」「屋内」「自宅」
  • 練習目的のポイント3つ「体力」「技術」「音楽表現」

 

今回は楽器の練習ができる場所についてお伝えしました。

また、楽器を使った場合と持たない場合の練習メニューの組み方についても、少しだけ触れました。詳しくは、また別の記事で紹介しますね。

是非、今後の場所選びの参考にしてみてください!

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